ジオパークとSDGs
SDGs(Sustainable Development Goals / 持続可能な開発目標)は、「誰一人置き去りにしない」「よりよい地球をつくるために」2030年までに国際社会が一丸となって取り組むべき国際目標です。
貧困や飢餓、教育、ジェンダー、保健、環境、防災、エネルギー、経済格差や若者の失業、気候変動などの世界が掲げる課題に対して、先進国、途上国が共に協力しながら、持続可能な世界を実現するための17の目標と169のターゲットからなります。(外務省SDGsページ)
ジオパークの活動に取り組むことは、この目標達成に取り組むことへとつながっています。最近では、企業やNGOなどの民間組織や団体が積極的に取り入れるようになってきました。いま世界中の人々が同じ目標に向かって取り組んでいます。
下北ジオパークの取り組み
地域資源の保護・保全活動
地域が持つ素晴らしい資源を後世に残すために、保護・保全活動を実施しています。
北部海岸清掃
牛の首農村公園海岸清掃
毎年、数か所の海岸で、下北ジオパークサポーターの会のほか、事業者、自治体や町内会、漁師の皆さんで海岸清掃を行っています。
教育活動
地域内の各学校や住民向けの出前講座のほか、それぞれの取り組みを共有する発表会を行っています。
出前講座
各学校・団体の要望に応じた内容の出前講座や、防災・減災に関する学習講座を実施しています。
学習・活動発表会
毎年12月に下北ジオパーク学習・活動発表会を行っています。下北ジオパークでは、郷土愛の醸成を目的の一つとしており、各学校のジオパークを活用した特色ある学びは、重要な取り組みとなっています。
地域振興・ツーリズム
下北ジオパークガイドによるガイドツアーのほか、体験を主軸としたモニターツアーを行なっています。
モニターツアー
ツアーの本格的な商品化に向け、自然体験やアクティビティを主軸としたモニターツアーを実施しています。
ガイドの会スキルアップ研修
ジオガイドに認定されても、普段の自己研鑽は非常に重要となります。ガイドの会では、常に最新の情報を学びガイドスキルの向上に努めています。
ネットワーク活動
他の日本ジオパークと連携し、全国的な認知向上のため、様々な機会とらえながらPR活動に努めています。また、全国からの来訪についても歓迎しており、他ジオパークのガイド研修の場としてもご活用いただいています。
イベントの企画・参加
恩賜上野動物園、三陸ジオパークフォーラム、東北ブロックで連携した仙台でのイベントなど、様々なPR活動を展開しています。
他ジオパーク地域の来訪
洞爺湖・有珠山、鳥海山・飛島、八峰白神ジオパークなど全国からガイド研修のフィールドワークとしてご活用いただいています。