下北の南西部海岸は断層海岸とも呼ばれ、落差100mを
越える断崖が連続しています。焼山崎(やけやまざき)
ジオサイト一帯は、落差300~500mの急峻な断崖とな
っています。
これらの断崖の特徴は赤褐色に変色した岩肌であり、
所々に滝が形成されています。
現状では海上からのみアクセス可能なジオサイトであり、
脇野沢-仏ヶ浦間を運航する「夢の平成号」
(冬季運休)から岩肌を観察することができます。

絶壁の海食崖

焼山崎ジオサイトの断崖を形成し
ている岩体の下部は前期~中期中
新統金八沢層の玄武岩、上部は中
期中新統檜川層の流紋岩質凝灰岩
より構成されます。赤褐色に変色
した岩肌が特徴的で、津軽海峡を
横断するフェリーなどからもその
様子を確認できます。

幻の滝

断崖の所々には滝が形成されてい
ます。断崖の背後には焼山・湯ノ
沢岳をはじめとした300~600m級
の山がそびえていますが、滝につ
ながる川の集水域が狭いため、天
気次第では消えてしまう幻の滝も
存在します。

陸奥湾の出入口、平舘海峡

平舘海峡は、下北半島の脇野沢地
区と津軽半島の平舘地区の間にあ
る海峡です。この海峡は、青森―
函館間のフェリー航路となってい
ますが、夏季は濃霧、冬季は降雪
による難所として知られています。