下北ジオパークでは、東北日本のダイナミックな形成史を感じ
ることができます。「付加体」、「新第三期海底火山」、「第
四紀火山」、「堆積平野」という下北ジオパークの4つの特徴は
4色で示したロゴマークに表されています。

 付加体の形成、大陸縁辺にあった時代【約1億5000万年前~】


下北半島の土台は、プレート運動に伴い約1億5000万年前
(ジュラ紀後期~白亜紀初期)頃に当時の大陸の下に沈み
込み付加して出来たものです。その時、様々な時代の堆積
物や岩石が剥ぎ取られ、入り混じりました。尻屋崎周辺な
どでは、2億4000万年前の海山の上部にいた二枚貝の化石
等を含む石灰岩や深海底に積もったチャート、強いい圧力
を受けて出来た粘板岩等を観察できます。

 

 

 

地上から頂部までの高さが33mであり、
レンガ造りの灯台としては日本一の高さ
を誇ります。


 日本海の誕生と東北日本弧の土台形成【約1,600万年前~約1,400万年前~約260万年前】


プレートの運動に伴う日本海の形成は、約3,000万年前頃
から予兆が始まり、約1,400万年前に終りました。下北半
島の西海岸では約1,600万年前以降の激しい海底火山活動
の様子を観察できます。
その後、東北日本弧にかかる力は、それまで引っ張られて
いた状態から均衡が取れた状態に変化しました。
大地の活動の様子が大きく変わり、東北日本弧の脊梁山脈
に沿って巨大なカルデラ火山活動が起こりました。
大畑カルデラ等はその典型です。


 圧縮の時代;第四紀火山活動【約260万年前~】


東北日本弧にかかる力が現在と同じ強い圧縮に変わること
で、大地の隆起が加速し、火山活動も現在の形になりまし
た。下北半島ではこの時代に5つの火山活動があり、第四
紀の初期には海面上に顔を出しました。恐山の火山は島弧
の火山活動の中で最も海溝に近い火山フロントの火山であ
り、その火山岩も特徴あるものです。また、恐山の噴気活
動が形成する独特の微地形は信仰の対象となり、多くの人
々を惹きつけています。


 海の恵みと私たちの暮らし【約80万年前~】


チバニアンと国際認定されたこの時代の地層は下北半島に
も広く分布しています。大地は緩やかに隆起し、恐山と燧
岳が活動し、さらに約10万年の間隔で氷期・間氷期の海水
面変動が繰り返しました。これらの作用で海成段丘を始め
現在の下北半島の地形が作られ、周囲の3つの海が下北半
島の豊かで魅力ある自然と文化を育んでいます。

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